フィリピンのリゾート地・セブ島のオスロブでは、オプショナルツアーとして近年観光客に人気のジンベイザメと泳ぐツアーを体験することができます。
ジンベイザメって凶暴?ダイビングの資格が必要なの?という疑問への答えも含めて、現地ガイドの導きで体験したジンベイザメツアーについてご紹介します!
「ジンベイザメと泳ぐツアー」とは
すべての魚類の中で現生最大の種・ジンベイザメを、水族館でなら見たことがある、という方は多いのではないでしょうか。ジンベイザメは平べったいフォルムをした愛らしいルックスのサメですよね。ジンベイザメは性格が穏やかで、主食はプランクトンのため人を襲うことがなく、一緒に泳ぐことができるんです。
ツアーが行われるオスロブの海はジンベイザメとの遭遇率が99%といわれています。また、ジンベイザメと泳ぐスポットは、ある程度水深がありますが、ライフジャケットを身につけてシュノーケリングするため、ダイビングの資格が必要ありません。そのため誰でも気軽に参加することができます。
オスロブに到着するまで
港町オスロブへは車で移動します。現地ガイドのフィリピン人男性2名が迎えに来てくれて、滞在していたマクタン島のホテルをAM4:30に出発。
- 着替え・タオル
- 酔い止め
(オスロブまで長時間移動するので、車酔いしやすい人は特に必要) - 水
- トイレットペーパー
(オスロブのトイレにはトイレットペーパーがない場合があるので、何回か分を用意しておくとよい) - 水中カメラ(日本でレンタルすることもできます)
そして、車での移動時、かなりびっくりしてしまったできごとは・・・
現地ガイドの運転手の人が、かなりの猛スピードで車を飛ばすのです。しばらくはまっすぐなのですが、それでもガタガタな道を結構なスピードで運転するので、乗車している約3時間は、ずっとヒヤヒヤしっ放しで、眠ることもできず、図らずもかなりのスリルを味わってしまいました・・・。それくらい車を飛ばさないと、予定の時間に間に合わないのかもしれません。
オスロブへの移動は長時間かかるので、車酔いする方は酔い止めの薬を持参するのがオススメです。
また、現地ガイドか日本語ガイドかで迷っている方もいるかもしれません。現地ガイドは料金が少し割安ですが、日本語が通じないため基本的に会話は英語になることと、上記のような予想もしていないことが起きるのが不安な方は、日本語ガイドのツアーを選ぶようにした方が安心だと思います。
ジンベイザメと一緒に泳ぐ!
オスロブの海岸についてから、現地ガイドの方にパンなどの朝食をいただいて、ジンベイザメと泳ぐための準備へ。
ジンベイザメを刺激しないようにするため、現地では日焼け止めを塗って水中に入ること、ジンベイザメに触ることは禁止されています。
水着の上にライフジャケットを着用して、数人でボートに乗り込みます。岸から見える範囲の場所で、現地の方がジンベイザメに餌を与えているのが見えます。餌を与えることでジンベイザメを引き寄せているのですね。
ジンベイザメと泳げる時間は約30分。ジンベイザメの近くの場所まできたら、思い切って海に入ります!
海の中には数頭のジンベイザメがかなり至近距離を泳いでいて、その姿をはっきりと見ることができます!コバンザメがくっついているジンベイザメもいました!
レンタルの水中カメラを日本から持ってきていたので、水中の様子もパチリ。せっかくジンベイサメと一緒に泳ぐことができる貴重な機会なのですから、水中カメラの持参は必須です!
ツアーが終わってからの帰途は、地元の教会へ寄り道
ツアーが終了後、シャワーを浴びて、現地ガイドの方に車を運転してもらってホテルに戻ります。その道中に、地元の教会「Old immaculate conseption Church」に連れて行ってくれました。その教会は石造りで雰囲気があり、フォトジェニックですてきでした。
また、きれいな海が見える見晴らしのいい坂道も教えてくれました。フレンドリーな方たちでしたし、現地ガイドの良さも感じました。
さいごに
南国セブ島の「ジンベイザメと泳ぐツアー」は、1年中楽しめるアクティビティです。乾季の11月〜2月はスコールが少なく、特におすすめ。
ジンベイザメと泳ぐことができる世界でも屈指の場所・セブ島でマリンアクティビティを楽しむなら、ジンベイザメと一緒に泳ぐ経験は特別な思い出になるに違いありません。
興味がありましたら、ジンベイザメと泳ぐツアーにぜひ挑戦してみてくださいね♪