2019年は人類月面着陸から50周年。アポロ11号司令船「コロンビア」をアメリカの巡回展で見られる!

NASAの宇宙飛行士 旅行
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2019/7/19はなんの日?

2019/7/19はなんの日かご存じでしょうか。実は、宇宙船アポロ11号が、月面に着陸した日からちょうど50周年目にあたる日なのです。私も昨年、ワシントンD.Cのスミソニアン国立航空宇宙博物館に行ったことがあったので、アポロ11号について書いてみたいと思います。

アポロ11号とは

人類を月に着陸させるためのNASAのプロジェクトをアポロ計画と呼び、史上初めて人類を月に着陸させることに成功した宇宙船が、アポロ11号です。搭乗員はニール・A・アームストロング、マイケル・コリンズ、エドウィン・E・オルドリンJr.の3名。

アメリカ時間で1969年7月16日、アメリカフロリダ州にあるケネディ宇宙センターから3人を乗せたロケットが打ち上げられ、1969年7月20日にアポロ月面着陸船イーグル号が月に着陸しました。

月面着陸時のアームストロングの下記の言葉が有名ですね。

これは人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な跳躍だ。

That’s one small step for (a) man, one giant leap for mankind.

ニール・アームストロング

当時は全世界実況生中継で月面着陸のようすがテレビ放映されていたそうです。日本のテレビ番組でもそのようすが映し出されました。当時その映像をテレビで見ていた方たちは、ドキドキしながらその放送を観ていたでしょうね。

スミソニアン国立航空宇宙博物館

アポロ11号で実際に使われていた唯一地球に帰還するための司令船「コロンビア」が、アメリカのスミソニアン国立航空宇宙博物館に展示されているということを知人づてに知り、そのコロンビアが大変印象深かったという感想を聞きました。

知人によると、コロンビアの真っ黒に焦げたモジュール内のコックピットは狭く、アメリカの当時の技術の粋を結集させてつくられたと思っていた設備は、まるで子供のころにつくったラジオのような手づくりで、それに乗って真っ暗な宇宙を旅してきたかと思うと、深く感慨をおぼえたそうです。

昨年私は、ワシントンD.Cで、実際にスミソニアン航空宇宙博物館に行ってみました!

スミソニアン国立航空宇宙博物館

左側に展示されているのは月着陸船イーグルの予備機 LM2 です。

そして司令船コロンビアは展示されていたかというと・・・

2018年6月の時点では、かつてあったという場所に展示されていませんでした。代わりに展示されていたのは、スカイラブ4というモジュールです。

skylab4

スミソニアン航空宇宙博物館でも展示替えがあり、かつて展示されていたものでも見られなくなってしまうことがあるようです。下調べなく探しまわったので、本物のコロンビアを目にすることができなかったのは、残念でした。

司令船「コロンビア」はいまどこにあるの?

現在コロンビアがどこにあるのかを調べてみました。2019年は月面着陸50周年記念にあたるため、移動展覧会 「Destination Moon: The Apollo 11 Mission.」が、ヒューストン、セントルイス、ピッツバーグ、シアトル、シンシナティの5都市を巡回しているのだそうです!

以下、移動展覧会「Destination Moon: The Apollo 11 Mission.」のスケジュールです。

  • ヒューストン宇宙センター2017.10.14 – 2018.3.18
  • セントルイス科学センター2018.4.14 – 2018.9.3
  • ハインツ歴史センター(ピッツバーグ)2018.9.29 – 2019.2.17
  • 航空博物館(シアトル)2019.3.16 – 2019.9.2
  • シンシナティ博物館センター2019.9.28 – 2020.2.17

現在はシアトルの航空博物館で展示されていて、シアトルの展覧会が終わった後、2020年2月17日までシンシナティ博物館センターで展示されます。

さいごに

今なら月面着陸50周年記念巡回展が開催しているおかげで、アポロ11号のコロンビアを目にすることができるんですね!私も叶うことなら、ぜひ一度コロンビアを見てみたいです。なんでも実物を見てみることが大切ですね。

みなさんもアメリカに行く機会がありましたら、ぜひ足を運んでみてください。

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